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家の購入で初心者が知っておきたい注意点は?後悔しない選び方のコツも解説

不動産購入

大島 康弘

筆者 大島 康弘

お客様が何一つご心配なく安心して、不動産の取引が出来る事を心がけております。 不動産の取引をした後、「ここで取引してよかった」と思って頂ける事が私共の喜びです。

「家を買うのは人生の大きな決断」とよく言われますが、初めての購入では、何から始めて良いのか分からず不安になる方も多いでしょう。予算やローン、立地条件、将来設計、さらに見落としがちな細かな注意点まで、知るべきことがたくさんあります。本記事では、初めて住宅購入を検討される方が安心して一歩を踏み出せるよう、失敗しないためのポイントを分かりやすく解説します。読み進めることで、ご自身やご家族にぴったりの住まい探しへと近づくことができるでしょう。

予算と費用の全体像を把握する

住宅を購入する際にかかる費用は、物件の価格だけでなく、現金で準備すべき「頭金」や「諸費用」も含めて考える必要があります。まず、頭金の目安は物件価格の10%〜20%とされています。たとえば、物件価格4,000万円の場合、400万円〜800万円を自己資金として用意するのが一般的です。頭金を多く用意することで住宅ローンの借入額が減り、毎月の返済額や利息の負担も抑えられますし、住宅ローン審査においても信用度が高まる傾向があります 。

次に、諸費用は物件価格の3%〜9%(一般的には3%〜6%が新築、6%〜9%が中古や一戸建て)ほどかかるとされ、たとえば4,000万円の物件なら120万円〜360万円程度の準備が必要です。諸費用には、仲介手数料、印紙税、不動産取得税、登録免許税、ローン関係の費用、火災保険料などが含まれます 。

さらに、実際の準備としては引っ越し費用や家具・家電の購入費用、入居後の修繕費用なども見落とせません。引っ越し費用は時期により異なり、家族構成によっても金額が変わりますが、目安として10万円〜30万円、家具家電等で50万円〜200万円程度が必要になる可能性があります 。

項目目安(4,000万円物件)
頭金400万円〜800万円
諸費用120万円〜360万円
引っ越し等60万円〜230万円(家具家電含む)

上記により、初期に必要な現金は少なくとも約580万円〜1,390万円程度を見込む必要があります。頭金を少なくして住宅ローンに含める「フルローン」も可能ですが、返済負担が重くなる点には注意が必要です 。

住宅ローンと金利タイプの選び方

初めて住宅ローンを検討される方にとって、固定金利や変動金利など、どの金利タイプを選べばよいか悩ましいところです。ここでは、それぞれのタイプのメリット・デメリットをわかりやすく整理し、さらに保証料・融資手数料なども含めた総合的な比較の視点や、借入額の目安についてご説明します。

項目ポイント具体的な内容
金利タイプ固定金利、変動金利、固定期間選択型・固定金利:返済額が完済まで変わらない安心感
・変動金利:当初の金利が低め、将来の上昇に注意
・固定期間選択型:一定期間固定後、変動へ移行(一定の安定と柔軟性)
コストの比較保証料・手数料なども考慮・保証料型と事務手数料型があり、総費用で比較することが重要
・ネット銀行などは手数料が格安(例:ソニー銀行など)
借入額の目安年収とのバランスを重視年収の5~7倍を目安に、返済負担率が高くなりすぎないように計画を立てる

以下、それぞれの内容をより丁寧にご説明いたします。

金利タイプごとの特徴と比較

住宅ローンには主に三つの金利タイプがあります。

  • 全期間固定金利:借入時に決定した利率が完済まで変わらず、毎月の返済額が一定で、返済計画が立てやすい一方、市場金利が低下しても影響を受けず、借入時の金利が高い点がデメリットです。
  • 変動金利:当初の金利が固定と比較して低めに設定されており、金利が下がれば返済額も下がります。ただし金利が上がると返済額が増え、将来の返済額が不確定であることから計画が立てにくい点があります。
  • 固定期間選択型:借入当初の一定期間は固定金利が適用され、期間終了後は変動金利などに移行可能です。柔軟性がある反面、期間終了後の金利が高くなる可能性や、返済額が確定しずらい点に注意が必要です。

保証料・融資手数料を含めたコストの見方

金利以外にも、保証料や融資手数料など、借入時にかかる諸費用を含めたトータルコストで比較することが大切です。

  • 保証料型では、借入時に保証料を一括支払いする方式が多く、保証料が低く済むケースもあります。一方、融資手数料型では、金利が低く設定されるものの、事務手数料が高くなる場合があります。
  • ネット銀行では保証料無料で事務手数料が安い銀行もあり、例えばソニー銀行では諸費用が約264000円、一般的な金融機関では約90万円との比較例があります。

借入額の目安と無理ない返済計画

住宅ローンの借入額を決める際は、年収とのバランスを考慮することが重要です。

  • 一般的に住宅ローンの借入目安は年収の5〜7倍とされ、これを超えると返済負担率が高くなり、家計に無理がかかるおそれがあります。ゆとりある資金計画が安心です。

以上を踏まえ、初めて住宅ローンを選ぶ際は、金利タイプだけでなく、保証料や手数料を含めたトータルコストと、年収とのバランスを重視した無理のない返済計画を立てることが大切です。

立地条件やライフプランを見据えた選択

家を購入する際は、立地と将来設計をしっかり見据えることがとても重要です。まず、駅やバス停、スーパー、病院、学校、公園などの施設が徒歩圏内にあるかどうかを確認しましょう。特に共働きのご家庭や小さなお子さまがいるご家庭では、通勤や通学の利便性、安全性が日常の快適さに直結します。これらの施設が整った立地は資産価値の維持にもつながりやすい傾向があります。

また、将来にわたるライフプランの変化にも備えることが大切です。例えば、転勤の可能性や子どもの増加、親との同居などによって必要な間取りや部屋数は変化します。購入後に「思っていたのと違っていた」と後悔しないよう、家族で将来の暮らし方について前もって話し合うことが、満足度の高い住まい選びにつながります。

さらに、中古住宅を選ぶ場合は、耐震性にも慎重な確認が必要です。建築基準法の「旧耐震基準」に該当する昭和56年(1981年)6月以前の建物は、震度5程度の揺れにしか耐えられる設計であるのに対し、同年以降の「新耐震基準」は震度6強~7に対応した設計となっています。このため、中古住宅を検討する際は、建築時期を必ず確認し、可能であれば耐震基準適合証明書やインスペクションの確認を行うことが安心です。

以下に、ポイントを整理した表を掲載します。

項目 確認・検討する内容 理由
生活施設の利便性 駅・バス停・スーパー・病院・学校などの距離や安全性 日々の生活や資産価値に影響するため
将来の家族構成 間取り・部屋数・拡張性の柔軟性 ライフイベントに応じた住み替えの負担を減らせるため
耐震基準・建築年 1981年6月以降の新耐震基準かどうか/証明書・検査済の有無 地震に備えた安全性と制度適用の条件となるため

補助制度や長期的視点を活かす

家を長く快適に、そして経済的に住み続けるためには、国や自治体が提供する補助制度を賢く活用し、将来を見据えた視点を持つことが大切です。

項目内容ポイント
省エネ住宅補助制度ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)や長期優良住宅の取得で最大数十万円の補助補助額の種類や対象条件を比較し、条件に合うものを選ぶ
地方自治体の独自支援都道府県・市区町村が独自に実施する助成金や支援制度(例:定住促進・若者支援など)居住予定の自治体で追加の支援がないか確認する
長期的な費用削減視点断熱性や光熱費、メンテナンス費用を含めたライフサイクルコストで住宅性能を判断高性能住宅ほど初期費用は高いが、光熱費などの削減で長期的に回収できる

まず、省エネ性能を備えた住宅の建築では、国が実施する「戸建住宅 ZEH化等支援事業」があり、ZEH相当の住宅では概ね一戸あたり55万円、より高性能なZEH+(ゼッチプラス)では90万円の補助金が受けられます。これに加えて、蓄電システムなどの導入でさらなる加算がある場合もあります(ような補助制度です)

また、「子育てグリーン住宅支援事業」といった制度では、子育て世帯や若者夫婦世帯などを対象に、長期優良住宅なら最大80万円、ZEH水準住宅なら40万円の補助が得られ、古家の除却を伴う場合にはさらに加算され最大60万円になるケースもあります(ような制度です)

さらに、国の制度に加えて、都道府県や市区町村が独自に実施する支援もあります。たとえば、新築住宅取得や定住、若者支援を目的に、地域ごとに数十万円の助成が設けられていることがありますので、住む予定の自治体の情報を調べることが重要です(ような情報があります)

そして長期的な視点で考えますと、断熱性能や省エネ設備に優れた住宅は冷暖房費などの光熱費が抑えられ、メンテナンスの手間も軽減されるため、初期費用は高くともトータルではお得になる場合が多いです(そのように言われています)。

このように、補助制度を活用しつつ、住宅性能を長い目で評価することによって、安心して永く住める住まい選びが実現できます。

まとめ

初めて家を購入する方にとって大切なのは、予算や諸費用の全体像を把握し、無理のない返済計画を立てることです。加えて、住宅ローンの金利タイプや金融機関ごとの諸費用を総合的に比較し、自らの年収に見合う借入を意識しましょう。立地やライフプラン、将来の家族構成もよく考慮し、長く快適に過ごせる住まいかを見極めることが重要です。国や自治体の補助制度も賢く活用すれば、初めての方でも安心して家の購入を進められます。



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